Subversionのログ編集設定時にエラーコード255が出るときの対処

Subversionのコミット済みのログを編集する場合、「hooks/pre-revprop-change」ファイルを用意すればよいが、その際にはまったことをメモ。

環境

• 自宅で独自に構築していたSubversionのリポジトリサーバ(Linux環境で構築)。
• チェックアウト時は、ApacheのWebDav経由で利用している。
• リポジトリの配置領域は、Sambaで共有フォルダとしてWindowsからも閲覧できるよう公開。
  • ファイルの権限は、WebDavで更新することを考慮して、apacheユーザで指定。
• リポジトリを作成する場合は、Sambaで公開している共有フォルダに、TortoiseSVNのメニューからWindowsから直接作成している。
• コミットやチェックアウトなど、通常の操作は普通にできている。

状況

下記のようにして、「pre-revprop-change」ファイルを作成。

 # Subversionのリポジトリへの移動
 cd <リポジトリパス>
 
 #pre-revprop-changeのコピーと権限設定
 cp hooks/pre-revprop-change.tmpl hooks/pre-revprop-change
 chown apache:apache hooks/pre-revprop-change
 chmod a+x hooks/pre-revprop-change

ログの再編集（コミットプロパティの変更）を行った際に、エラーコード「255」が出力される。

結果＆対策

すごい単純なことでした。

【対策】
ShellScript「pre-revprop-change」の改行コードが、Windows形式の「CR+LF」になっていたので、「LF」に変更した。

Linuxなので、shellの改行コードは、LFにすべき。

【原因】
Windowsからリポジトリを作成すると、「hooks/pre-revprop-change.tmpl」ファイルの改行コードが「CR+LF」になるようです。

【正しい手順（ファイルのコピーの代わりにNKFを使用）】

 # Subversionのリポジトリへの移動
 cd <リポジトリパス>
 
 #pre-revprop-changeのコピーと権限設定
 nkf -w -Lu hooks/pre-revprop-change.tmpl > hooks/pre-revprop-change
 chown apache:apache hooks/pre-revprop-change
 chmod a+x hooks/pre-revprop-change